マンション騒音トラブルについて直接相談できる窓口はどこ?

マンションや集合住宅での住宅トラブルは後を絶ちません。マンションでは騒音トラブルが隣人問題の1位を占めており、年々増加傾向にあると言われています。

例えば外から聞こえてくる工事の作業音や近くに企業などがあってそこから聞こえてくる騒音などに関しては法律で規制されていますので問題のない程度に抑えられています。

しかし隣の住人から聞こえてくる個人間での騒音については現在のところ法律で定められてはいません。規制がないために逆にトラブルが多いとも言えます。

法律で定められない理由の1つに”受任限度”という考えがあります。これは、生活音はお互い様なのである程度は譲り合って我慢しましょうと言った意味合いです。

しかし上の階の子供がバタバタと走り回る足音や、元気にはしゃぎまわる声が階下の人にとって耳障りで仕方がない…などの問題も多く発生しています。

こちらの記事ではこういった生活音のトラブルについて、相談窓口はあるのでしょうか?どこに相談してどう問題を解決すればいいのかについてまとめました。

マンションでの騒音トラブル、まずは管理会社に連絡しよう

マンションなどの集合住宅にはほとんどの場合、管理会社があります。集合住宅で起こる様々なトラブルに関してはまずは管理会社に連絡しましょう。

何世帯もの人が共同で生活するマンションなどでは住人が気持ちよく安全に暮らせるように様々なルールがあります。

そのマンションでの特有のルールや一般的なルールなどについて管理会社が定めた規則があります。ゴミの捨て方や共有部分の使い方に関する注意事項など細かく定められているところもあります。

騒音に関しても楽器などは規制されていても、テレビの音や子供の足音などの規制については規制がないのが普通です。だからと言って全く気にせずに大きな音を立てていいというわけではありません。しかし、このような生活音に関しては音を出している主にとっては特別大きな音でない場合がほとんどです。

マンションの管理会社に騒音トラブルの相談をする場合は「どの部屋から、どんな騒音が発せられるのか」や、騒音のする時間帯や曜日が決まっている場合は「いつ騒音があるのか」について伝える必要がありますので、連絡をする前にメモなどである程度のデータをとっておく事も必要です。

マンションでの騒音トラブルを管理会社に相談してみた結果…

騒音についてある程度のデータが揃ったところで管理会社に相談をしても、直接騒音主のところに行って注意してもらえるわけではありません。

まずは、マンションの入り口やエレベーターなどの共有部分に「深夜は静かにしましょう」などと緩やかな注意書きが貼り出されるのが一般的です。

しかし、それで騒音がおさまる事は稀です。それは騒音主にとっては自分が大きな音を出している事に気付いていない場合がほとんどだからです。

騒音について相談を持ちかけた側としては問題が中々解決しない事にイライラしてしまうかもしれませんが、根気よく数回にわたって管理会社に相談を持ちかけるようにしましょう。

直接ポストへ注意を促す手紙を投函してくれることがあります。騒音主としても「自分が騒音を出していて、近隣に迷惑をかけていた」と気づくことになります。

ここまでされて今まで通りの生活をするわけにはいきませんから、常識がある人であればこれで騒音問題はおさまるはずです。

これでも騒音が収まらない場合は市区町村の自治体の役場に設置されている環境課や公害課などの窓口に相談する方法もあります。騒音が発生している証拠が必要になりますが、環境基準条例なのに基づいて騒音発生主に指導をおこなってくれる場合があります。しかし生活騒音のレベルによっては相談にのってくれないことが多いようです。

中々難い生活騒音問題ですが、最終手段としてはやはり弁護士や法律事務所へ相談することになります。その場合、まずは無料の相談窓口などを利用するようにしましょう。また、弁護士によっては取り扱う問題の得意分野が違うようなのでこの場合、近隣トラブルや騒音について実績のある弁護士を探すことが大切です。